勉強にやる気のない中学生がいるご家庭は多いのではないでしょうか?
私の家庭もそのひとつでした。
勉強しない息子を見ると、
「勉強しなさい!」
「テストでこんな点とってどうするの?」
「ちゃんと宿題やったの?」
毎日毎日、怒るのに疲れ果てていませんか?
そしてこんなことを考えるはず。
怒っても効果がないし、ご褒美作戦はどうかしら?
私の家庭はこの「ご褒美作戦」で子供の勉強嫌いから抜け出すことができました。
今回は私と同じ悩みを持つみなさんの悩みを一緒に解決したいと思います。
この記事の信憑性
私の息子は中1から中3まで2年間スマイルゼミに取り組みました。
中1の頃は勉強嫌い、勉強苦手で5教科平均点56点。
中1の冬、スマイルゼミとの出会いで、成績がV字回復し、中2・中3と徐々に成績を伸ばす。
中3では全教科平均80点以上をキープ。偏差値を48.2から60.2まで伸ばすことに成功。
現在、県内有数進学校受験に向けて奮闘中です!
勉強にやる気のない中学生でもスマイルゼミは続けることができますよ!まずは資料請求してみてください!
勉強の成果にご褒美をあげるのは有効か?【結論:有効です!】
勉強を頑張った成果として、ご褒美をあげた方がいいの?
この疑問に答えるとすれば、「はい、OKです!」と答えます。
ご褒美をもらって嬉しくない子供はいないはず。
勉強の対価がご褒美?そんな甘いことしていいのかな?
たしかに、ご褒美といっても何でも良いということはありません。
ご褒美を有効に働かせるには、いくつかの注意点が必要です。
【注意点】親子の会話、ご褒美を大げさにしない
まず、どんなご褒美にするのか、親子でしっかり話し合いましょう。
ただし、家族会議を開いて、大々的にご褒美の話を切り出し、
よーし、次のテストで100点取ったら、Switchを買ってやろう!
なんてことを言ってはいけません。
こんなご褒美の設定の仕方は最悪です。
達成が難しく、成功体験ができないご褒美設定は意味がありません。
最初はやる気が出るかもしれませんが、
やっぱり俺には無理だな。。。
と、持続しないことが目に見えています。
ご褒美の話をするときは、さりげなく、ご飯の会話の合間なんかにぽろりとするのがいいでしょう。
子供が、「え、いいの?」くらいの反応ができるようにしておきましょう。
【ポイント1】ご褒美は、小さく、達成できることからはじめる
ご褒美は小さなものから、そして、達成できるものにしましょう。
例えば
・今日の勉強+1時間したら、明日好きなお菓子を買ってきてあげる
・明日の小テストで8点取ったら、晩ご飯ラーメン食べに行こう
・宿題をすべて終わらせたら、週末にお買い物に行こう
無理なく、達成できるもので、ご褒美と思わせないのがポイントです。
よし、じゃあ頑張るか!
と思わせたらいいのです。
この積み重ねが徐々に勉強習慣となっていきます。
大人でも、「今週仕事を頑張ったご褒美のスイーツ!」なんかありますよね!
【ポイント2】次に、成果目標とご褒美を決める
徐々に成功体験が出てくると、子供の方からこんな提案が出てきます。
次のテスト頑張ったら、お小遣いアップしてくれる?
さて、みなさんはどうしますか?
一般的には、ご褒美は「努力」に対してあげたほうが良く、「成果」に対してあげない方が良いとされています。
しかし、私はあげても良いと思っています。
条件として、
・子供から提案があった場合
・具体的な数字を決める
・お金でもいいが、短期的なご褒美にする(○○点以上とったら1教科につき500円、など)
・ゲーム(ソフトや遊ぶ時間)はNG → 遊ぶ時間が増えて勉強しなくなる
としています。
子供からの提案は「やる気の表われ」と思ってください。
その提案を、
いや、それはできないな。。。
と断るのではなく、
そうね、じゃあ70点以上とったら好きな本を買ってあげる!
と、数字と内容を具体的に、そして今回で完結するご褒美にしてください。
お小遣いを一旦上げてしまうと、「次に悪かったら下げるよ!」と、マイナスイメージになってしまいます。
常に、「今回のご褒美」の意識をもって決めましょう。
ボクは、80点以上とったらマンガ1冊の約束をしたよ!
私の息子はこの約束で、マンガを大量に集めていました(汗
【ポイント3】ご褒美の約束は必ず守り、褒めてあげましょう
最悪なパターンは、親がご褒美の内容を忘れたり、後回しにすることです。
子供がそれを楽しみで頑張ったのに、
「そんな約束したっけ?」
「あー、また今度ね。」
これはやってはいけません。
達成できた子供を、しっかり褒めてあげ、すぐに行動しましょう。
数学で80点とれたの?すごいじゃない!
よし、明日すぐにマンガを買ってきてあげるよ!
子供は、よし、次も頑張ろうと思えてくることでしょう。
まとめ
中学生の子に勉強にやる気を出してもらうために、ご褒美をあげるのは有効な手段です。
しかし、そこには注意すべきことがあります。
注意点
・ご褒美を大げさにしない
・達成できない大きな目標を設定しない
・ゲームの時間を増やす、などはNG
有効に進めるポイントとしては、
ポイント
1.ご褒美は、小さく、達成できることからはじめる
2.子供が提案してきた成果目標に、ご褒美をあげてもよいが、具体的な数字を決める
3.ご褒美の約束は必ず守り、褒めてあげる
中学生では勉強が難しくなるので、モチベーションの維持は不可欠です。
日々の小さなご褒美をうまく生かし、勉強の習慣がついてきます。
そのうち、行きたい高校や目標ができたら、ほっておいても勉強するようになります。
それまで「ご褒美作戦」をぜひ使ってみてください!
コメント